松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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企業ガイダンス報告 ~新規「事業構想」について~
昨日、松阪地区の合同企業ガイダンスが開催されました。今年の企業ガイダンスは2月に続き2回目で、2009年3月の大学、短大卒業見込み者を対象とする説明会です。参加企業は数十社、参加学生総数は百数十名で、2月の二百数十人を下回ったようです。

採用活動は、企業にとって非常に重要です。どんな事業を営んでいるかを問わず、優秀な人材(ヒト)の確保は、如何なる設備投資(モノ)や資金力(カネ)でも代替できません。正に、企業の存亡を決定する最も重要な要因だと言えます。とりわけ、小社は証券会社(金融業=サービス業)ですので、目に見えるモノを製造したり、販売していません。人材力こそが、成長のエンジンなのです。

2月、3月のガイダンスで、小社のブース(机と椅子の簡単なものです)に来てくれた学生数は合計で約30名。男性と女性の比率は2:3と言ったところでしょうか。この合同企業ガイダンスに参加し始めてから5~6年が経過していますが、毎年「女性の方が元気があるなあ」と言った印象です。がんばれ男性諸君!!

小社の2009年4月の採用予定(あくまでも希望です)は、男性営業職員若干名(適任者がいればと言った感じで、採用者なしでも構わないと考えています)、女性営業職員3名~5名です。果たして希望どおりの採用が実現するかどうか。米サブプライムローン問題をきっかけに、我が国でも景気減速感が高まりつつある昨今ですが、就職事情は依然として採用難の真っ只中です。5~6年前の就職難の時代とは学生の就職先選択も様変わりしており、何が何でも内定が欲しいという姿勢は全く見受けられません。

さて、上述の女性営業職員の募集について少々。現在、小社には女性の営業職員は存在しません。これは、小社が10年程前まで典型的な「株屋」だったからであり、キメ細やかで、気配りの利く女性の長所を生かすことが困難な会社だったからです。実際に、過去にも同じチャレンジをしたことがあったようです。当時は、収益における株式委託手数料が占める比率が95%を超えていたはずであり、正に街の「株屋」。女性営業職員の出る幕は無く、自然消滅してしまったようです。

さて、今回チャレンジ。採用が実現してからの話しですが、この事業構想の狙いは、「株式とは異なる金融商品からのアプローチ」です。小社は現在、「脱株屋」を標榜。投資信託などを中心としたの「貯蓄商品」、「生命保険・損害保険」の販売を推進し、金融のワンストップサービスの実現を目指しています。しかしながら、現在の顧客層の中心は「株屋」時代に形成されたものであり、「株屋」のお客様に「貯蓄商品」や「保険商品」を提供する、一方向のアプローチになりがちです。

そこでこれを打開すべく、キメ細やかな、気配りの利く女性の営業職員を採用し、双方向からのアプローチで顧客層に厚みをつけようと言うのが、この「事業構想」の主題です。全国的に言えることですが、「株屋」の顧客層は加速度的に高齢化しており、小社もその例外ではありません。老後に備えてコツコツと貯蓄をして行きたい顧客層、保険商品のニーズが高い顧客層は、「株屋」の顧客層と比較すると若年であり、一致しない可能性が高いと言えます。また、若年層をターゲットとした事業展開を行うことにより、将来の潜在的株式顧客を囲い込む効果も期待できるでしょう。

まだまだ雲を掴むような事業構想ですが、今後も折に触れて報告します。お楽しみに!!

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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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