松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

再考 「挨拶」の意味
弊社では毎朝、全社員揃って経営理念や行動指針、そして「挨拶」の唱和を行なっています。昨日(11/15)までの唱和する「挨拶」は、「おはようございます」「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の三種類でした。

この「挨拶」の意味、広辞苑で調べてみると〔うけこたえ。応答。返事。〕と記されています。果たしてこれまで唱和していた三種類は、「挨拶」といえるのでしょうか・・・

辞書を手にとったのには理由があります。昨日午後、社員2名と三重県内のとある企業の社長のセミナーを聴講して来ました。その中で、店舗とはどうあるべきか。その社長曰く、「来店者にとって、居心地のいい場所」でなければならないとのこと。ですからお客様への「挨拶」は、非常に大切だとのお考えです。

小生もちょくちょく出かける「赤ちょうちん」は、どっしり腰を落ち着け、気兼ねなく飲み食いできる店です。また、そんな店の顧客は殆ど顔馴染であり、店主は顧客を「名前」で呼びます。顧客は居心地の良さに「帰ってきた」ような錯覚に陥り、ついつい飲み過ぎてしまうものです。

話しを本題に戻します。その社長曰く、「いらっしゃいませ」は「挨拶」ではないとのこと。確かに「いらっしゃいませ」に対しては、返事すること、つまり言葉を返せません。「いらっしゃいませ」はあくまでも売り手の一方的な言葉だったのです。この理論は、営む業態によりけりだと思います。しかし、デパートなどに衣料品を見に行った時、店員さんに「いらっしゃいませ」と声を掛けられると、ついつい引き気味になってしまうという経験は誰にもあるはずです。「何かお探しですか?」と聞かれたら最後、「余計な物を売りつけられるのではないか」と警戒心の塊になってしまうものです。

私達は、お客様が気軽に立ち寄れる店舗を目指しています。例えご来店に際して、金融商品を購入、契約する目的がなくても構わないのです。毎日、地域のお客様が集う、活気のある店舗が理想です。

私たちは気づいていませんでしたが、これまではお客様に無用なプレッシャーをかけていたのかも知れません。早速、今日から唱和する「挨拶」を変更することにしました。無意味だとか、バカバカしい、考えすぎとご批判を受けるかもしれませんが、気づいたことは「即実行」です。

今日からは、
「おはようございます」
「こんにちは」
「ありがとうございました」
で行きます。


スポンサーサイト

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

この記事に対するコメント

秋らしく模様替えですね。
「いらっしゃいませ」は、「ようこそ。よくぞ我が社にいらしてくださいました。なにかご用命はございませんか」って意味だと教わりました。そういった感謝をこめ心から言いなさいと、新入社員研修時にたたきこまれました。英語で言う「メイ アイ ヘルプ ユー」です。たしかに、昔から若者対象のお店では「こんにちは」と言っていました。「こんにちは」はフランクな感じがしますが、それなりのお金が動く世界では、お客様に信用・信頼されないとも。それも昔の話なのでしょうか。これからのご時勢は、流通やサービス業界で言われている“5大挨拶”も変わっていくのでしょうかね~。銀座の居酒屋は、うっとおしいほど丁寧ですけどね。いろいろ変えてみてもいいのかもしれませんね。“寝ても覚めても顧客視点”マーケティング研修を思い出します。経営者はたいへんですね。頑張ってください。
【2007/11/16 18:11】 URL | 絵夢 #- [ 編集]


うちの会社も朝礼時の挨拶の練習として「おはようございます」「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を唱和していますが、言われてみれば挨拶ではありませんね。

挨拶は「挨」も「拶」も心を開くと言う意味があるとのことで、心開いて受け入れようとしているか、それが伝わるか伝わらないかがポイントのようだと思います。でもこれはなかなか難しいので、うちのお店は大きな声で元気よく! どちらかと言いますとこの点を重視しています。

でも最近なかなかできていませんけど…
【2007/11/16 20:06】 URL | 小池英樹 #- [ 編集]


絵夢様
コメントありがとうございます。
正直言って、あまり深く考えていません。
ただ、お客様への挨拶について、全役職員が原点に立ち返って考え直す機会になれば良いと思い、変えてみたというのが大きいかも…。いずれにしても、改善・改革にゴールはありません。時代もどんどん進んでいきますからね。
【2007/11/16 20:54】 URL | 松江 茂 #- [ 編集]


小池英樹様
コメントありがとうございます。
初めてのコメントですね。
読んでいただいただけでもうれしいことです。
小池様のおっしゃるとおり、重要なのは心を開くことです。
これまでの経験ですが、「いらっしゃいませ」はお客様のお顔を見ないで発することが出来ますが、「こんにちは」は客様のお顔を見ないでは言えない気がします。
果たしてその効果は…。
良い報告が出来れば良いですね。
【2007/11/16 21:02】 URL | 松江 茂 #- [ 編集]


少し話題がそれてしまうかもしれませんが、私は青年会議所に所属しておりますが、自分の委員会の出席率をどのように上げようか苦心しております。委員会自体は決して楽しいものではなく、真剣に議論する場であるので、他の委員会は、委員会の後の懇親会に工夫を凝らすところが多いのですが、私は真剣な議論の場が、居心地が良いとまではいかないまでも、メンバーの存在価値、居場所があると思えるようにしていきたいと思っています。ですので、委員会前の最初の挨拶、委員会後の挨拶を工夫しようと感じました。たいへん参考になりました。ありがとうございます。
【2007/11/18 15:37】 URL | 出口 茂 #- [ 編集]


出口様
いつもコメントありがとうございます。
自らの、社員の、委員会メンバーの持てる力を如何に引き出すか。それが経営者やリーダーの最も重要な役割です。自らはの力を引き出すことはさて置き、その他構成員の力は、ただ闇雲に旗振りをしているだけではままならないでしょう。おそらく、大切なのはそれぞれのモチベーションです。
いずれにしても、常に自分を基準として考え期待しないこと、苛つかないことを心がけるようにしています。価値観や視点、立場が異なれば、最適な動機付けも変わってくると思うからです。難しいことですね。この家業をやっている限りは付きまとう、永遠のテーマです。毎日が反省です。
【2007/11/19 07:30】 URL | 松江 茂 #- [ 編集]


前出の小池の妹です。というより、矢野嫁です。
今回の松江君のブログを読み、「兄と一緒に働いていた時に、よくこんな話をしていたなあ」と思い出し、兄に「証券会社も今はこうよ!」と、このブログを紹介しました。
業種は全く違いますが、私はその当時、店頭では遠い位置から大きな声で「いらっしゃいませ」と、その後近づいた時に「○○さま、こんにちは」と挨拶をしていました。笑顔で「こんにちは」と声をかければ、ほとんどのお客様が同じように笑顔で(時には恥ずかしそうに?)「こんにちは」とお答えくださいました。そしてそこから世間話に脱線ということも多々ありましたが、「今度こんなイベントがあるの」「娘の結婚が決まったよ」等とめどないおはなしに花が咲き、そこからそのお客様の生活スタイルや好みが想像され、自然とお客様への提案も浮かんできました。
松江君の目指す店舗作りは、まさにその当時私も理想とした店舗です。つい懐かしくなってコメントしてしまいました。
今は矢野の下で頑張ってます。
またおいしいお酒を(私は松阪牛が食べたい!)飲みに行きましょう。
【2007/11/20 10:23】 URL | 矢野千恵 #- [ 編集]


小池千恵様
こんにちは、ご無沙汰です。ご主人ともにお元気でしょうか。
小池英樹さんとはどなたか?と思っていましたが、これで判明しました。ブログを読んでもらっているんですね、光栄です。
不思議なことに、ちょうど今まで、三浦(旧姓東)さんご主人とお会いしていたところです。単なる偶然とは思えません。そろそろ同期会の頃合でしょうか・・・ そうとしか考えられない!! また、奥田と相談しておきます。もちろんご主人も幹事ですのでよろしくお伝えください。なんなら、松阪で開催しますか? もちろん割り勘で!!
【2007/11/20 16:51】 URL | 松江 茂 #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://matsusaka.blog111.fc2.com/tb.php/54-c454b42b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。