松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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民主惨敗のわけ 愚かな報道と党内の不協和音
昨日投開票が行われた第二十二回参院選において、与党である民主党が50議席に届かず、改選前議席数(54議席)を10議席減らし惨敗。その他第三勢力の減少分も含め、自民党が改選第一党に。渡辺党首率いるみんなの党が大躍進するという、大波乱の結果となりました。

民主党惨敗の理由は何か… 既に菅首相の責任問題を追及する論調も少なくありません。報道の中心は毎度の消費税引き上げ問題。首相就任早々、消費税引き上げの必要性を方向性を打ち出し、超党派で議論して行きたいと発言したことが、しきりに報道されています。

しかしながら、それはおかしい。みんなの党だけに票が流れたのであれば、小生も否定しませんが、あくまでも民主党が負けたその相手は自民党です。自民党は、マニフェストで消費税の引き上げ(当面10%まで)を主張していますし、待ってましたとばかりに、それに便乗したのが菅首相だったはずです(腹案だったとは思いますが…)。ですから民主党惨敗の原因を、菅首相の消費税引き上げ発言とするのは、つじつまが合わなくなるのです。

一般的な国民は、増税が必要な状況だと認識していたとしても、個人的には税金は安いほうがいいに決まっています。それを煽ることを意図した(ような)報道と言われてもしょうがない。それともただ単に、ワイドショー的に一般受けする報道を狙ったのでしょうか。いずれにしても、愚かで程度の低い報道です。

また、民主党内からも、この発言を惨敗の理由にしたがっている議員がいるようです。自分と意見が違うからと言って、それを負けた理由にするのはいかがなものか。小生は、鳩山政権時の迷走を惨敗理由にする方が、妥当だと思うのですが、皆様いかがでしょうか… なにやらこのあたりにも、民主党内の不協和音、権力闘争の匂いがプンプンします。菅首相がもっとも気をつけなければいけないのは、眼前の敵(自民党)ではなく、背後の味方(民主党)なのかも知れません。

いずれにしても、これで与党である民主党の参議院議席数が過半数を割れ、与党は自民党から民主党に変わりましたが、自民党時代同様、「ねじれ」(与党が衆議院において過半数を有する一方、参議院においては野党が過半数を有している状態)が生じてしまいました。当然民主党は、他党との連立を模索することになるはずですが、求婚の相手は誰になるのか、婚約成立無事挙式となるのか… 現段階では、小生にはその相手がイメージできません。

証券業界にとってこの状態はあまり歓迎できるものではなさそうです。「ねじれ」が解消しない事態になれば、証券市場にとってネガティブ。「ねじれ」によって、法案の否決、遅延など様々な形で障害が起きることから、国会の機能低下による成長率の低下が心配です。

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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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