松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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布施の目安
流通大手のイオンが、自ら手がける葬儀紹介サービスの中で「布施(ふせ)の金額目安」を打ち出したところ、仏教界が「布施に定価はない」と反発しているそうです。その一覧は、下記の通り。

布施の目安

喪主を勤めた経験がない小生。これが妥当なものなのかどうか判断がつきませんが、寺に「おいくらですか?」と聞いても、僧侶からは「お気持ちで結構です」と言われるとか。悩んだことがある人は少なくないはずです。そんな悩みに対応すべく打ち出されたのが、イオンの「布施の金額目安」です。

小生を含む、イオンの一般的な顧客にとっては非常に助かる情報です。これさえあれば、「少なすぎて失礼じゃないかなぁ」と気をもんだり、「多く払いすぎて損した」と後悔することも無くなります。冒頭にもありますが、イオンは自ら葬儀紹介サービスを手がけており、葬儀一式をあくまでもサービス業の立場から捉え、このような「目安」を公表したのだと思います。一般人にとっては、まさに痒いところに手が届く、細やかで行き届いたサービスと言えます。

一方、困惑しているのが、全国の伝統仏教宗派で組織する全日本仏教会。こちらはサービス業ではありませんので、葬儀は葬儀。全日本仏教会の戸松義晴事務総長は「布施をどう考えていいか分からないという声があるのは承知している」としながらも、「布施は言われて出すものではなく、出す人が額などを決めるもので極めて宗教的な行為、価格を決めて商品のように扱うのはいかがなものか」と指摘したそうです。

ここからは小生の私見。どちらの言い分ももっともですが、実態から考えるに、イオンに分があると思います。現在では、葬儀そのものの位置づけが過去と大きく変化してきており、葬儀の依頼者である喪主や故人が信仰する宗教的儀式と捉えていないケースのほうが圧倒的に多いはず(もちろんすべてではありません)。ですから、葬儀と言う名のサービスに対する対価として、布施の金額が決まると考えるのは、ごく自然な思考と言えるでしょう。

断言はしません。しかし、請け負う側の仏教界も、いわゆる本音と建前。ごくごく事務的に、この儀式を執り行っているような気がするのですが… 「坊主丸儲け」と言われてきた所以の一つですね。

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【2010/07/20 02:52】 | # [ 編集]


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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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