松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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ハンバーグステーキの起源
若者や子供たちが大好きなハンバーグステーキ。皆さんはその起源をご存じでしょうか? 10年以上も前になりますが、とあるハンバーグステーキ専門店のメニューに解説してあった記憶をたどり、インターネットで調べてみました。

ハンバーグという名称は、誰もが想像する通りドイツのハンブルグから来ています。ハンブルグ(Hamburg)を英語読みしたのがハンバーグ。ハンバーグとは料理名である前に地名なのです。それでは、ハンバーグという名の料理の起源はヨーロッパのドイツにあるのか… どうやらちょっと違うらしい。挽肉の焼肉料理であるハンバーグは、タルタルステーキを固めて焼いて食べ易くしたものだったのです。

タルタルステーキは、生の牛肉または馬肉を荒いみじん切りにし、オリーブオイル、食塩、コショウで味付けし、タマネギ、ニンニク、ケッパー、ピクルスのみじん切りなどの薬味と卵黄を添えた料理です。全体を均一になるように混ぜて食べます。韓国料理のユッケと類似点が多いのではないでしょうか。
タルタルソース

一般的に知られる説によると、タルタルステーキの調理法はタタール人から伝わったものだとか? モンゴル帝国当時の遊牧民たちは遠征に際し1人につき何頭も馬を連れていき、これらを乗用としてだけではなく軍中の食料としても利用していたそうです。しかし、乗用の馬は食用に飼育された馬肉とは違って非常に硬く筋の多く食べにくいものだったので、鞍の下に刀で細かく切った肉を入れた袋を置いて馬に乗り、自分の体重と馬の運動で潰してから味付けをして食べる食習慣があったとされ、ヨーロッパ料理のタルタルステーキは、このタタール人たちの馬肉料理が起源であったと言われることが多いようです。

しかし、彼らの間では生の馬肉を食べる料理はなく、これは明らかな誤解だとか… 現在タタール人と呼ばれる民族は、タタールスタン共和国のヴォルガ・タタール人をはじめとしてほとんどすべてがロシア帝国やソビエト連邦共和国の定住政策を受けて都市民あるいは農民となっており、騎馬民族ではありません。

それでは、ハンバーグの起源タルタルステーキはどこの国の食べ物なのか? 前述の通り、タルタルステーキの名称は「タルタル人」に由来しています。タルタル人とはタタール人のことで、西ヨーロッパでギリシア語のタルタロスの影響を受けて訛ったものです。14世紀にモンゴル帝国が解体した後も長らくモンゴル帝国の遺民であるユーラシア内陸部、中央アジアや北アジアのモンゴル系、テュルク系、ツングース系の諸民族を漠然と指す民族名として20世紀まで使われつづけたことから、生の挽肉を食べる蛮族風ステーキという意味で、当時蛮族の代名詞であったタルタル人の名をつけたのでしょう。

そして、そのタルタルステーキを固めて焼いたのがハンバーグステーキ。考案された当時は、その素材は現在の挽肉ではなく、鞍の下ですり潰された肉を固めたものだったのですから、今のハンバーグステーキとは全く食感や味が違ったはずです。

これは小生の勝手な想像ですが、そんな当時のハンバーグステーキが味わえるのがこの店(ハングリータイガー)。挽肉の食感とはちょっと異なる歯ごたえがあり、玉ネギなどのつなぎを一切使っていません。神奈川県にしか店舗がなく、小生も長らく食していませんが、機会があれば皆さんも一度お試しください。おそらく、ハンバーグステーキらしくないハンバーグステーキだと感じるはずです。

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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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