松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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「揺れる日米安保」 日経新聞の記事に思うこと
昨日と本日、日経新聞の第一面に、「揺れる日米安保」というタイトルの記事が掲載されています。とかく日本のメディアは売れる記事を書きたがるもの(少なくとも小生はそう感じています)… ひょっとしてこの記者や編集者は「左」寄りかと誤解してしまうような、偏った見方の記事も少なくありません。そんな中、今回の日経新聞のこの記事。メディアの影響で誤った方向に導かれそうな世論を軌道修正してくれる、あるいはそれを意図した記事だとの印象を受けました。

民主党のマニュフェストに記述が有ったか無かったかは定かではありませんが、普天間基地の移設問題で日米関係がギクシャクしていることは皆さんもご存じの通り。結論は一体どこへ向かうのか… 小生は心配です。

記事によると、現状の防衛予算で自力の防衛体制構築は不可能だとのこと。実際、強大な中国軍の台頭などに単独で対抗することは難しいでしょう。日本の防衛予算は4.7兆円でGDP比0.9%強と世界100位以内にも入りません。米CIAによると、お隣韓国は2.7%、英国、オーストラリアはともに2.4%。日本が韓国並みになろうとすれば、防衛予算を14.1兆円に増やす必要があり、これは社会保障関連費用の6割弱にあたるそうです。現実的ではありませんが、日本から米軍が撤退し、我が国が防衛予算を急増すれば中韓などが猛反発、新たな外交問題が頻発することも目に見えています。

1986年、フィリピンでは新米マルコス政権が転覆し、アキノ大統領のもとで対米関係が悪化。1世紀近く駐留してきた米軍が1991年に撤退しました。結果として南シナ海の防衛線をグアムまで後退させることとなり、軍事力の空白を突いたのが中国だったのです。現在も中国、ベトナム、フィリピンなどが領有権を主張する、帰属が不明確な南沙、西沙などの島々に次々に部隊を送り実効支配したため、あわてたフィリピンは米軍呼び戻しに動きました。もちろん米軍は「いまさら」と応じませんでした。

米軍基地

普天間基地の移設先として、グアムを主張する政党、政治家がいますが、移設後のことを考慮した上でのご意見なのでしょうか。政権を担当する政党、政治家の中に、そんな「平和ボケ」が紛れ込んでいると思うと、背筋が凍る思いです。確かに、沖縄県民の一部の皆さんには、ご苦労をおかけしていることと思います。しかし、政治家のみならず全ての国民は、地域住民に反対されるごみ処理工場を自治体がどこに建設するのか住民に意見を聴くことと、同じレベルで協議できる問題ではないことを再認識、再確認しなければならないのです。

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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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