松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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言うは易く、行うは難し
国土交通省は26日、高速道路を1,000円で乗り放題とする乗用車の割引施策について、年末年始は12月26、27日の実施を見送り、来年1月1~5日に実施する方針を決めたことを発表しました。新年の5日間にまとめて適用することで、「交通を分散化し、効果的な割引施策の実施をねらう」としています。

前原大臣

皆様ご存じの通り、乗用車の高速道路料金は、現行制度では首都圏を除き、土日と祝日が1,000円割引の対象となり、本来は土日の12月26、27日と三が日の1月1~3日の5日間に適用されることになります。しかし、国土交通省の有料道路課の予測では現行計画を適用した場合、全国で1日に長さ10キロ以上の渋滞が発生する回数は、12月26日は20回、1月2日は70回、3日は60回をそれぞれ超えるとのこと。物流への影響が懸念され、交通の分散化が狙いらしい…

しかしこの政府方針、皆さんはちょっとおかしいと思いませんか? 小生は、本末転倒だと思います。少なくとも、民間企業の経営感覚では、ありえない(発想することさえ不可能な)例外的制度変更だと思うのですがいかがでしょうか。

民間企業の経営感覚から発想するなら、まず料金が割高な日の例外的割引だと思います。ですから、国交省が物流が比較的少ないと予想している1月4日、5日(休日割引適用を検討しているそうです)を、1,000円割引以上に安くすればいいのです。12月26、27日が事実上の値上げとなることは、絶対に回避するというのが本来ではないでしょうか。ましてや民主党のマニュフェストには「高速道路の無料化」が高々と謳われているわけですから、方向性としても真逆になります。「言うは易く、行うは難し」、全くもって前後左右、バランス感覚の欠如した施策です。

年末年始の渋滞が及ぼす、物流への影響を和らげようとする行動は評価するとしても、その影響で普段より割高な高速道路料金の負担を強いられる国民が存在することを、もっと「国民の目線」で考えるべきではないでしょうか。この分だと、高速道路完全無料化の実現も危ういのでは… 鳩山首相、大丈夫ですか?

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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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