松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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分散投資の効果
有価証券(株式や債券)への投資は、複数の資産への分散投資が基本です。日本人の立場から見ると、日本債券・外国債券・日本株式・外国株式を主要4資産とし、最近ではリート(不動産)やコモディティ(商品)なども組み合わせ、リスクの所在を分散させるとともに、リターン向上させる効果を期待するのがその狙いです。

記憶に新しいところですが、昨年9月のリーマン・ショックに端を発した金融危機時は、複数の資産が同時に下落したため、「分散投資していてもだめだった」、「損失の発生を免れなかった」というのは事実です。しかし、分散投資の効果は本当になかったのでしょうか…

本日、日経新聞の第29面(家計)、「点検、マネーの常識」で、この分散投資についての特集記事が掲載されています。確かに、危機時にはリスク回避、つまり現金化の動きが集中するため、ほとんどの資産が下落してしまいます。しかしながら、過去の危機時も含め検証してみると、危機の内容により各資産の下落パターンが異なることがわかります。また、危機後の回復のパターンもさまざまです。

記事では、証券業界の皆様にはおなじみの「有効フロンティア(期待リターンとリスクの関係)」から考察しても、単独の資産に投資するより、4資産に分散したほうがリスクを抑えつつ、高いリターンが期待できることが明らかにされています。

ここ数年の間、銀行や郵便局が投資信託の取り扱いを始め、お客様に預貯金から投資信託への資金シフトを推奨し、投資信託への投資家のすそ野は確実に広がりました。しかしながら、目先の分配金を強調するがあまり、リスクを軽減するための努力を怠っていたことは明らかです。その手の投資信託の基準価額は、リーマンショックのあおりをもろに受け軒並み下落。投資信託への投資ですから、分散投資はしていたかもしれません。しかし、リスク軽減を目的とした分散投資、資産管理は全くできていなかったと言っても過言ではないでしょう。

ですから今こそが、我々証券会社の活躍の時です。世界の株式市場、債券市場、外国為替市場などの動向については、元々銀行マンよりも証券マンが得意とする分野です。投資信託を買うなら証券会社まで。もちろん小社でも、投資信託の取り扱いを行っています!! さらに小社では、投資信託にご投資いただいているお客様を会員とする「松阪証券投信倶楽部」を設立し、投資家の皆様の低コスト化を実現。加えて会員の皆様だけを対象に、毎月楽しく、そしてためになるイベントを次々に開催しています。ご興味がある方は、下記をクリックしてみてください。

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この記事に対するコメント

私は、昨年のリーマンショック時、まさにショックでした。昔から持っていた株は下がり、投資信託は下がり、少額ですがラップ口座の残高も相当下がりました。正直、時間がないからと言う理由で購入した投資信託、ラップ口座に大反省しました。
そこで、リーマンショック直後から自分なりに株を中心とした金融の勉強を開始しました。しかし、実際の売買となりますと、やはり、株は難しいと感じております。でも、私の性格上、株が合っていると感じております。
【2009/10/07 20:34】 URL | 出口茂 #- [ 編集]

Re: タイトルなし
出口先生へ
コメントありがとうございます、大変励みになります。
本文にも書かせていただいた通り、リーマンショックによる損失発生を回避することは、通常の投資方法では不可能だったはずです。しかしながら、たとえばヘッジファンド(悪名高き?)の投資手法の一つに「ロング・ショート」と呼ばれるものがあります。それはその名前の通り、A銘柄の買い(ロング)と、B銘柄の売り(ショート)を組み合わせて、マーケットの単純な上昇や下落にベットせず、安定的な収益を上げることを目指す手法です。投資される資金の性格によっては、非常に合理的な考え方だと思いますし、ファンドによってはリーマンショックのあおりを受けるどころか、利益を上げていたものもあるかもしれません。では、なぜヘッジファンドが「悪名高き」と言われるようになったのか… おそらくそれは「レバレッジ」だと思います。投資された資金の投資効率を高めようとするあまり、投資された資金の2倍、3倍は当たり前。場合によっては5倍とかそれ以上にレバレッジを上げ、ポジションを持つファンドもあるのです。ですから相場が当たっているときは安定的に大きな利益が上がるのですが、相場の読みを誤ると、大きな損失が発生する野は当たり前。ということは、運用者側だけでなく、投資家側にも大いに責任があったと言わざるを得ないのです。
いずれにしても、大切なのは投資家側の一種の「投資哲学」みたいなものだと思います。出口先生も、ぜひしっかりとした「投資哲学」、「投資の自主ルール」みたいなものを決めて、自己責任で有価証券投資に臨んでください。
【2009/10/08 09:53】 URL | 証券人(しょうけんびと) #- [ 編集]


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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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