松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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「自分探し」の本当の意味
本日の日経新聞に、転職を希望する新社会人が増えていることが報じられています。人材各社への転職希望登録がリクルート系で前年比2倍、デューダではなんと4倍以上に急増しているとのこと。企業が大量の新卒採用を進めた結果、人材と職場のミスマッチが増えたとの指摘が多いようです。人材確保のため、企業側が長所ばかりを強調してしまったのでしょう。

我々地方企業にとっても他人事ではありません。人材募集に際しては、その人の希望や人間性を見抜く(ミスマッチを回避する)技術が要求されるわけです。また、入社後の人材育成にも手抜きは出来ません。当社でも、入社間もない若手社員全員に、その先輩社員をチューターとして担当させ、指導しています。組織上の上司とは少し違った立場で(クラブ活動の先輩部員、兄姉のような存在でしょうか?)、場合によっては(社会人としての)私生活の悩みまで面倒を見てやろうというものです。まだ導入して間もない制度です。どのぐらいの効果が上がっているのか把握していませんが、むしろ先輩社員側に「先輩社員としての自覚」が促される効果があるようです。

何れにしても、若者の価値観は大きく変化しているようです。私達の世代も(昭和30年代の生まれです)、当時は「新人類」「現代っ子」などと呼ばれ、諸先輩方には理解し難い世代だったようです。しかしながら、私達の世代も「一度始めたことはやり遂げることに価値がある」との考え方が主流です。もちろん私も同様であり、依然としてその考え方に変化はありません。

良し悪しはさて置き、この「一度始めたことはやり遂げることに価値がある」という価値観が現代の若者には希薄なことから、私達の世代には理解できない転職希望が急増しているのではないでしょうか。苦しくて途中で投げ出したくなることも、忍耐強く続ければその楽しさや素晴らしさが見えてくるものです。仕事というものは、まさに「継続は力なり」であり、少々かじっただけでは理解できる代物ではないと思います。人生の時間の多くを費やすことになるだろう職場だからこそ、その時の自分に合った会社を探したいという気持ちは理解できなくもないのですが…

最近、「自分探し」という言葉が多く用いられます。苦しみ抜いて本当の、そして新しい、成長した自分を見つけるのか。それとも、あっさり諦めて、その時の自分に合った環境を見つけるのか… 教育の現場において個性を重んじるがあまり、「自分探し」の本当の意味を勘違いしているように思えてなりません。世の成功者といえる諸先輩方は、例外なく苦しみ抜いてこの「自分探し」を成し遂げています。「自分探し」とは自身の成長を伴う発見であり、継続してこそなし得るものだということを、将来を担うべき若者に伝えて行きたいものです。

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【2007/08/09 00:48】 | # [ 編集]


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証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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