松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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80歳のアイドルを目指せ! 育児再興に発奮するお婆ちゃん
カヨ子婆さん

タイトルの通り、80歳のアイドルを目指すお婆ちゃんがいます。最近テレビなどにも出演されているそうですが、脳研工房代表取締役の久保田カヨ子さん78歳がその人。脳の発達から見た乳幼児教育を提唱し、若い女性たちに育児の楽しさを訴える一方、今こそ高齢者は未来の日本の子供たちのために行動せよと叱咤していらっしゃいます。

久保田さんを衝き動かしているわけ、動機は、「罪滅ぼし」。「まともの子育ての出来ない母親が増えている原因は、つまるところ戦後の女たちのばかげた考えから始まった」と、現代社会を痛烈に批判。敗戦後、アメリカを手本に導入された婦人参政権を、女性たちがちゃんと考えなかったからだと主張されています。

ご本人の談から…
「男たちはね、戦争に負けた劣等感から、子供たちに惨めな生活はさせたくないと思って一所懸命働いたの、家庭を顧みずに。その間に無知な女性たちが、何かといったら「民主主義に反する」といって自分を磨かなかった。そして辛抱しながら子育てしたんじゃなくて、自分の好きなように子供を育てた。そうして母子相伝で伝わってきた子育ての知恵をみんな捨てちゃったのね。子供を少なく産んで核家族にして、挙句「堕胎天国」といわれるような日本にしてしまった。一方、そういう母親に育てられた男子も、古来日本にあった商売の仁義とか商売道を継いでないでしょ。その象徴として雇われ社長が多くなった。そうすると、命をかけて仕事をやり遂げるとか、命をかけて会社を守るとかいうことがなくなったわけです。戦後、女の人たちが自分の生き方や人生観をしっかりまとめていたら、もう少しいい社会になっていたはずですよ。」

そうです、だから「罪滅ぼし」なのです。

1年ほど前でしょうか。東京大学の松井孝典教授のお話しをお聴きする機会がありました。その時先生が仰っていましたが、地球上において、これほどまでに爆発的に数が増えたのは人類だけだと。その理由は、「お婆ちゃん」の存在だそうです。先生曰く、「地球上に生息する動物で、生殖機能を失ったメスが、その後も相当の期間生き延びるのは人類だけ」なのです。そのお婆ちゃんの果たす役割が、久保田さんが仰るところの「母子相伝」をさらに強化したからこそ、人類はこれほどまでに繁栄し得たということであり、両氏の主張するところは相通ずると言えます。

ひょっとすると、我が国の少子化問題の根源、または原因の一端は、この当りにあるのかもしれません。女性の社会進出を全面的に批判するわけではありませんが、男性には子供を産みたくても産めないというのも事実です。女性にしか担えない役割と、女性にしか味わえない楽しみを、女性のみならず男性を含めた社会全体でもう一度見直し、考え直してみる必要があるのかもしれませんね。

別の見方をすれば、農耕民族と狩猟民族、単一民族国家と多民族国家、移民受け入れへの国家方針など、いわゆる国家の成り立ちや国民性を無視した、押し付け「グローバルスタンダード」の弊害だとも考えられます。もちろん婦人参政権のことではなく、社会進出についてですので誤解なきよう!

これらの視点に立つと、次期政権を担当するであろう民主党の子育て支援策も、政権奪取のための票集め、いわゆるただのバラマキになりかねません。少子化の進行をストップさせる効果は、あまり期待しないほうがいいかも… 少なくとも、小生はそう思っています。



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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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