松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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「不易流行」と「温故知新」
「不易流行」という言葉は皆さんもご存知だと思いますが、その意味などについて詳しく調べたり考えたりしたことはあるでしょうか。とある雑誌でこの言葉を見かけたことから、気まぐれに少々調べてみることにしました。

広辞苑によると、「不易流行」とは…

芭蕉の俳諧用語。不易は詩的生命の基本的永遠性を有する体。流行は詩における流転の相で、その時々の新風の体。この二体は共に風雅の誠から出るものであるから、根元においては一に帰するべきものであるという。

と記されていました。人それぞれ色んな解釈があるようですが、要するに「不変的な事象と流行変化する事象は、見かけ上は相反するようでありながら、根本的には同質の、表裏一体の事象である」と言うことでしょうか。

考え方によっては、矛盾する理論のように思われますが、よく似たタイプの諺に「温故知新」、「旧きを温め(訪ね)新しきを知る」があります。小生はこの言葉を「新しさを追求しようとする時こそ、これまでの歴史や知恵、慣習などを学び、大切にしなければならない、それでこそ本当の新しさが理解できる」と解釈しています。

不易が温故、流行が知新。思考の起点こそ異なりますが、両者を切り離してはならないという意味では、非常に似通っています。経営者的な視点で解釈すれば、前者は「時代の変化に対応して絶えず会社の姿を新たにし、変化を求め続けてこそ(流行)、会社の地位は不動となり不変的、永続的な存在となり得る(不易)」ということ。また後者は、「これまでの歴史や知恵、慣習などを学ぶことで(温故)、変化や改革の方向性を見出すことが出来る(知新)」となります。

若輩者の小生、ブログを書くことで、改めて学ぶことはたくさんあります。「温故知新」は論語だったと思いますが、今回のブログは小生にとって正に「温故知新」となりました。

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この記事に対するコメント

ことわざ、故事など、たいへん奥が深いですね。本などには、「意味」が書いてありますし、説話で内容が分かるものもありますが、人それぞれの感じ方は異なると思いますし、自分がどう感じるかも、年齢や立場、その時の感覚でも大きく異なると思います。

私は最近、中国古典や松下幸之助さんの本などをたまに読み返しますが、以前読んだ時とは感じ方が全く違うことも多々あります。人は常に新しいのだと実感する毎日です。

温故知新は本当に素晴しい言葉だと思います。

【2009/05/26 17:41】 URL | 出口 茂 #- [ 編集]

Re: タイトルなし
出口先生
コメントありがとうございます。
先生の仰る通り、年齢や立場、その時の感覚や境遇で、本はその内容が変化してしまうものですね。
昔読んだ本を持ち出してきて読む楽しさの秘密は、そういうところにあるのですね。
「温故知新」についても、今だから素直に受け止められますが、若いころは素直に理解出来ず、矛盾しか感じませんでしたし、「不易流行」など言わずもがなだったと思います。
歳を取れば誰でも理解できるものなのでしょうが、少しは成長したということでしょうか…
いえいえ、まだまだ後悔と反省ばかりの毎日、自信のない私です。

> ことわざ、故事など、たいへん奥が深いですね。本などには、「意味」が書いてありますし、説話で内容が分かるものもありますが、人それぞれの感じ方は異なると思いますし、自分がどう感じるかも、年齢や立場、その時の感覚でも大きく異なると思います。
>
> 私は最近、中国古典や松下幸之助さんの本などをたまに読み返しますが、以前読んだ時とは感じ方が全く違うことも多々あります。人は常に新しいのだと実感する毎日です。
>
> 温故知新は本当に素晴しい言葉だと思います。
【2009/05/26 17:59】 URL | 証券人(しょうけんびと) #- [ 編集]


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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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