松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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殺到!! 金融庁や証券取引等監視委員会の中途採用
報道によると、金融庁や証券取引等監視委員会の中途採用に、外資系を中心とした元金融マンが殺到しているそうです。十数人の募集枠に100人以上が応募、うち6割以上が外資系金融機関などをリストラされた人だとのこと。これまでも、金融の知識や経験が豊富な「スペシャリスト」が求められる中途採用では、同業界出身者の採用を行なってきましたが、世界的な金融危機で状況が一変。雇用条件などで外資系に流れがちだった優秀な(手強い?)人材が大勢集まり、金融庁や証券取引等監視委員会は「優秀な人材を獲得する絶好のチャンス」と期待を膨らませているらしいのです。

そもそも不況時には、民間より公務員の人気が高まる傾向がありますが、今回ばかりは前例のあまりないほどの人気ではないでしょうか。おそらく、90年代のバブル崩壊のころとも比較にならない、金融の最先端技術に詳しい、優秀な人材が集まっているはずです。

ただ、お世辞にも楽しい仕事だとは思いません。監視・監督される立場のものが言うことなので少々批判的な意見になるかもしれませんが、疑うことから始まる仕事です。悪意があれば偉そうなこともいえませんが、ほとんどの善良な金融業者としては、優秀な(手強い?)やる気満々の方達が集まるのは喜ばしいこととは言い難いかも… 優秀な人材が公務員に大量流出してしまうのも、我が国金融業界としては大きな損失です。金融業界のみならず、将来的には我が国経済全体に及ぼす影響も心配です。

いやいや、偏見はいけません。金融庁や証券取引等監視委員会と我々証券会社は、志を一にする、我が国の直接金融を担う同志であり、決して敵対する立場ではないのです。優秀な(手強い?)皆さんにしっかり監視・監督して頂き、法令を遵守した堅実な経営、営業態勢を構築すべく、ご指導いただくのが我々小企業の立場ですね。

お手柔らかに、これからもよろしくお願い致します。

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この記事に対するコメント

90年初頭のバブル時に入社した、小さな損保会社の一社員です。

証券業界も損保業界も荒波の真っ只中ですね。

数年前、私のいる会社にも、金融庁の皆々様が大がかりな検査をするため数ヶ月間滞在しておりました。

検査のための残業のピークも過ぎた少し後のこと。
金融庁のご一行と、たまたま乗り合わせた電車の中の出来事です。

小さなお嬢さんの私立小学校、バレエ、ピアノ、学習塾への送り迎えを、専業主婦の奥様が毎日健気に頑張っている・・・という趣旨の(自慢?)話しをされている方に、「マンションも買ったばかりだから、がんばらないと!」と声を掛けている上司の方の姿。

そんなお金持ちの方々に、管理・監督されているだわ・・・と、学童に息子を預けて、特別高い賃金でもない正社員で働いている私にはなんだか複雑でした。

金融の最前線の彼らの頭脳と知識を、注意・指摘だけの業務で終わらせるのはもったいないですね。クリエイティブにアクティブに使っていただきたいものです。
【2009/03/18 11:32】 URL | りょうまママ #5pp8NV.M [ 編集]

Re: タイトルなし
りょうまママ様

コメントありがとうございます。
全くご指摘の通りです。
因みに、小社では証券会社でありながら、生命保険のコンサルティング、自動車・火災保険を中心とした損害保険の代理店業務を行ない、幅広い金融商品を提供することでお客様の利便性向上に努めております。
そこで感じることですが、たった22名の役職員の証券会社の検査のため、数年のサイクルで彼らは検査にやってきます。
しかしながら、保険に関しては、なかなか代理店までは手が回らないご様子。
これまで、そういった類の検査を受けたことは一度もありません。
小社側では、証券業と生命保険業・損害保険業との間で、やる気や意識の差などはないのですが、仕組み上そうなっているようです。
縦割り行政のせいなのだと思いますが、釈然としませんよねぇ。


> 90年初頭のバブル時に入社した、小さな損保会社の一社員です。
>
> 証券業界も損保業界も荒波の真っ只中ですね。
>
> 数年前、私のいる会社にも、金融庁の皆々様が大がかりな検査をするため数ヶ月間滞在しておりました。
>
> 検査のための残業のピークも過ぎた少し後のこと。
> 金融庁のご一行と、たまたま乗り合わせた電車の中の出来事です。
>
> 小さなお嬢さんの私立小学校、バレエ、ピアノ、学習塾への送り迎えを、専業主婦の奥様が毎日健気に頑張っている・・・という趣旨の(自慢?)話しをされている方に、「マンションも買ったばかりだから、がんばらないと!」と声を掛けている上司の方の姿。
>
> そんなお金持ちの方々に、管理・監督されているだわ・・・と、学童に息子を預けて、特別高い賃金でもない正社員で働いている私にはなんだか複雑でした。
>
> 金融の最前線の彼らの頭脳と知識を、注意・指摘だけの業務で終わらせるのはもったいないですね。クリエイティブにアクティブに使っていただきたいものです。
【2009/03/18 17:47】 URL | 証券人(しょうけんびと) #- [ 編集]


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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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