松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)に疑義のある企業
本日の日経新聞16面(投資・財務1面)に、ゴーイングコンサーンに関する記事が掲載されています。7-9月期の決算短信で新たにゴーイングコンサーンに重要な疑義があると注記した企業は、不動産・建設を中心に19社で、4-6月期から継続している企業とあわせ、109社になったそうです。

ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)とは、「会社が将来にわたって事業を継続する前提」のことを意味します。つまり、この注記書きが加えられている企業は、事業継続に疑問点が出てきている、または出てきそうだということのようです。当制度は平成15年3月期から導入されており、ゴーイングコンサーンに関して経営者と監査人(公認会計士・監査法人)が検討を行い、疑義がある場合はその開示が義務付けられています。

経営者及び監査人が継続企業の前提について検討対象とする事象・状況としては、①債務超過等の財務指標、②債務返済の困難性等の財務活動、③主要取引先の喪失等の営業活動、④その他巨額の損害賠償負担の可能性やブランドイメージの著しい悪化などです。

制度の目的は、業績悪化などで会社の存続が危うくなる可能性がある場合、その事実を広く投資家に開示し注意を促すものであり、直接的に破綻を意味するわけではありません。検討対象とする事象・状況が解消され業績・資本などの回復が認められれば、注記書きは外れます。

日経新聞の報道によると、4-6月期では注記書きがあり7-9月期決算短信でなくなったのはエス・バイ・エルなど5社。一方、4-6月期で注記書きがあった企業の内、実際に経営破たんしたのも5社あるとのこと。

せっかくの情報開示です。株式投資家の皆さんは、この機会に持株をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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