前回記事の続編。次の訪問地は、焼き物(陶器)の町、常滑市にあるINAXライブミュージアムです。5つの発見舘で構成されており、まずはメインの世界のタイル博物館へ。

写真の右手奥のモダンな建物が、世界のタイル美術館です(左手前の黒い建物は窯のある広場・資料館)。紀元前から近代まで、7,000点のタイルコレクションの中から約1,000点が展示されており、装飾タイルの発展の歴史を紹介している日本で唯一のタイル博物館です。

入館すると吹き抜けホールがあり、タイルで装飾された大きなアーチに圧倒されます。澄んだブルーのタイルがきれいですね。

小さいタイルで装飾されたドーム型の天井です。小生が子供のころは、一般的に住宅の水周りにタイルが使われていましたが、昔は装飾目的での使用が中心だったのでしょうか。本当に贅沢な装飾です。

写真のようなタイルコレクションが約1,000点。もちろん一つ一つ色や図柄が異なりますので、長時間見学しても飽きることはないでしょう。こんなタイルで自宅を装飾できたら、きれいでしょうね。小生の場合、1〜2枚をお土産に買って帰る位しか出来ませんが…

写真は、タイルを製造する過程で必要となる窯です。小生の記憶が確かなら、「連続窯」という名称だったと思います。過去は、大量生産が主流だったので大きな窯が使用されていましたが、多品種少量生産へと移行し、小型の連続した窯が増えていったそうです。
次はレンガ造りの煙突横の横にある、窯のある広場・資料館へ。皆さんクイズです、下の写真に写っているのは、一体なんだと思いますか? ちょっとみたところ、不発弾かなにかのように思えます。ヒントは、「腰の高さあたりに四角い窓がついています、男性用(多分)です」。

答えはこれです!!


和食器を思わせる小便器。古風な日本旅館にぴったりですね。浴衣の裾を濡らさぬよう、注意しましょう。

きん隠しも厳かで、しゃがむ者をわび・さびの世界へ誘います。一つ前の写真のような小便器には出くわすことがありますが、こんなきん隠しは初めて見ました。写真で紹介できるのはこの程度ですが、小便器、きん隠しあわせると70〜80種類(それ以上かもしれません)は展示されています。
クイズその2。下の写真に写っている陶器は、一体なんでしょうか。人肌の生暖かい液体を入れるためのものです。

ちょっと一杯やりましょうか。いえいえ、徳利ではありません。これは、尿瓶です。尿瓶も、数十種類が展示されていました。

これは、陶楽工房です。タイル絵付けやモザイクアート、やきもの制作など、豊富な体験メニューが用意されています。小生たちは時間の都合により素通りしただけでしたが(中年おやじ達が十数人タイルの絵付けをしていても、気持ち悪いだけですね…)、家族連れを中心に、たくさんの人たちが楽しんでいました。
そのほかにも、光る「どろだんご」づくりが体験できる土・どろんこ舘、INAXが培ってきた「やきものづくり」の伝統・技術を、その製品や資料を通して紹介するものづくり工房などがあります。東海地方にお住まいの皆さん。一度お出かけになってみてはいかがでしょうか。一日かけて遊んでいくことも出来そうですし、小さいお子さん達は喜ぶこと間違いなしです。