松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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被災地復興と自粛について
改めまして、東北地方太平洋沖大地震において、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申しあげるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申しあげます。

さて本題に。結論から申し上げます。例えばプロ野球の開催延期問題について。小生は幼少のころから根っからのタイガースファンですが、今回ばかりは天敵ジャイアンツの総帥ナベツネ派です。さすがにナイターでの開催については計画停電が続く限り再考が必要だと思いますが、可能な限り予定通り、ペナントレースをスタートするべきだと考えます。

スポーツ界は開催中止や延期だらけ。一般のイベントや催し物も中止ばかり。これでは日本経済は委縮する一方です。本日の日経新聞に、東証の社長のコメントが記載されています。斎藤社長は「市場を閉じても何も解決しない」と述べ、今後も市場を開き続ける方針を強調しました。震災直後も海外投資家が日本株を買い越したことを明らかにし、「(市場の混乱は)時間の問題で必ず落ちつく」とも述べました。さらに「売買の機会を提供し、換金の場を保証することが投資家の安心感につながる」、「市場を閉じれば、むしろ状況がそれほど悪いというメッセージを国内外に発する懸念があった」と説明しています。

正にこれこそがプロフェッショナルの発言。職業意識の高さが否応にも感じられるコメントです。これをプロ野球界のドン、「ナベツネ」に当てはめてみますと… 「ペナントレースの開催を延期しても何も解決しない」、「(国民や選手会などの動揺は)時間の問題で必ず落ち着く」、「スポーツ観戦、つまり娯楽の機会を提供し、夢や勇気を与えることが震災で傷ついた国民の安心感につながる」、「開催を延期すれば、むしろ状況ががそれほど悪いというメッセージを国内外に発する懸念があった」。いかがでしょうか。個人的には完ぺきだと思います。

選手会にも一言。被災者の方々に配慮し、延期するのは簡単です。しかしながら、東証社長と同様、プロ野球の選手にとって野球は職業です。プロ野球が職業として成り立つのは、この世の中にお金を払ってでも彼らのプレーを見たいと思う人たちがいるから。スポンサーが宣伝広告料を支払うのも、そうしたファンがあってこそのこと。そうです、プロ野球選手にとって野球は職業なのです。その選手会が自ら開催延期を申し出ている。開催を延期すること自体が、少しでも被災者の救援、被災地の復興に資するなら話は別ですが、そうでもなさそうです。これはただの自己満足、開催延期の理由を今回の震災にするのは、被災者にとってはむしろ迷惑な話かもしれません。

どうせなら、今回の震災により傷ついた日本を早く立ち直らせるためにも、興業収入を増やすための努力をしてみた方が良いでしょう。その分、経済は拡大し、納税額もアップします。また、開催に当たり観戦者に義援金を募るとかといった方法もあるでしょう。何よりも「俺たちも頑張っている、国民みんなで復興をやり遂げよう」というメッセージ効果は絶大なはずです。

また、選手会は自分たちの年棒への影響について、どのように考えているのでしょうか。開催が縮小されれば興行収入は当然減少するわけですから、年棒への影響は避けられません。計画停電は夏まで継続するとの報道もあります。ナイターがだめなら、開催してもさらに入場者数は減少するはずです。広告の効果も低下しますから、広告料も値下がりすることになります。開催延期は選手にとっても何ら得るものはないと思うのですが… 極端な表現かもしれませんが、仕事がなくなれば当然報酬ははなくなるのです。我らがタイガースの新井さん、そのへんのところ、本当に理解したうえでの開催延期要求なのでしょうか。

蓮舫議員を筆頭に政府、さらには国民まで何やら勘違いしていると感じます。プロ野球は開催延期問題でゴタゴタ続きなのに、高校野球はすんなり開催へ。メディアも、被災地の東北高校の球児たちを盛んに取り上げていますし、国民も彼らには特別の声援を送ることでしょう。如何にも日本人好みの筋書きです。くれぐれも誤解なきよう。小生も、おそらく彼らには特別の声援を送ります。しかしながら冷静に考えればやはり本末転倒、知らず知らずのうちに非常にバランス感覚に乏しい判断を下しているのではないでしょうか。職業であるプロ野球と学生スポーツのどちらが優先されるべきか、言わずもがなだと思うのは小生だけでしょうか。選手会の皆さん、本当にこれで良いのですか?

小生はとにかく言いたい。何から何まで日本国中が自粛ムード一色に染まるのは良くないと思います。このままでは震災により打撃を受けた日本経済がさらに委縮するだけ。プロ野球のみならず、ゴルフやマラソン等々。そうそう、一般のゴルフコンペも中止が続出し、ゴルフ場はキャンセルだらけだそうです。しかしながら、こんな時こそ出来ることを可能な限り淡々と。この時期、心情的に遊びや娯楽は特にそうなりがちですが、自粛そのものがさらに傷口を広げることのなきよう。政府、国民ともに、再考が必要だと思います。

 
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平成のサムライが、日本を危機から救う!
まずはお見舞いから…

このたびの地震により、被害を受けられた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
松阪証券社員一同、一日も早い復旧と復興をお祈りしております。

さてさて、本日早朝のとあるニュースに感動しました。皆様にもぜひお読みいただきたく、本文をご紹介します。

「使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ―定年前に自ら志願 時事通信 3月16日(水)4時56分配信
 福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。
 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。
 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。
 東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は見送りはせず、普段通りに出勤した。「最初は行ってほしくなかったが、もし何かあっても、自分で決めたことなら悔いはないと思った」と話し、無事の帰宅を祈る。
 男性の妻(58)は「彼は18歳の時からずっと原発の運転をしてきた。一番安全なものをやっているという自信があったんだと思う」と話す。出発を見送り、「現地の人に安心を与えるために、頑張ってきて」と声を掛けたという。

世知辛い世の中… いやいや、日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。正にサムライ・ジャパン。平成のサムライが、日本を危機から救ってくれるはずです。被災地・被害者の皆様に改めてお見舞い申し上げると共に、平成のサムライに心よりエールを送ります。




プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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