松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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「不易流行」と「温故知新」
「不易流行」という言葉は皆さんもご存知だと思いますが、その意味などについて詳しく調べたり考えたりしたことはあるでしょうか。とある雑誌でこの言葉を見かけたことから、気まぐれに少々調べてみることにしました。

広辞苑によると、「不易流行」とは…

芭蕉の俳諧用語。不易は詩的生命の基本的永遠性を有する体。流行は詩における流転の相で、その時々の新風の体。この二体は共に風雅の誠から出るものであるから、根元においては一に帰するべきものであるという。

と記されていました。人それぞれ色んな解釈があるようですが、要するに「不変的な事象と流行変化する事象は、見かけ上は相反するようでありながら、根本的には同質の、表裏一体の事象である」と言うことでしょうか。

考え方によっては、矛盾する理論のように思われますが、よく似たタイプの諺に「温故知新」、「旧きを温め(訪ね)新しきを知る」があります。小生はこの言葉を「新しさを追求しようとする時こそ、これまでの歴史や知恵、慣習などを学び、大切にしなければならない、それでこそ本当の新しさが理解できる」と解釈しています。

不易が温故、流行が知新。思考の起点こそ異なりますが、両者を切り離してはならないという意味では、非常に似通っています。経営者的な視点で解釈すれば、前者は「時代の変化に対応して絶えず会社の姿を新たにし、変化を求め続けてこそ(流行)、会社の地位は不動となり不変的、永続的な存在となり得る(不易)」ということ。また後者は、「これまでの歴史や知恵、慣習などを学ぶことで(温故)、変化や改革の方向性を見出すことが出来る(知新)」となります。

若輩者の小生、ブログを書くことで、改めて学ぶことはたくさんあります。「温故知新」は論語だったと思いますが、今回のブログは小生にとって正に「温故知新」となりました。


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ゴルフの難しさ
先週末の土曜日(5月16日)は、東海四県の同業者の集まりで、愛知県額田郡の葵カントリーに行ってきました。東海地方は終日の大雨で、レインウェアを着用してのプレー。プライベートのゴルフなら、間違いなくキャンセルしていたことでしょう。

しかしながら、コースコンディションは悪いどころか素晴らしく、グリーンやフェアウェイの水溜り、足元のぬかるみに悩まされることはありませんでした。キャディーさんも礼儀正しく、的確なアドバイスをしてくださり、初めてプレーしたゴルフ場でしたが、大雨にもかかわらず不快な気分になることはありませんでした。

大雨を考慮すればスコアも自分なりには納得していますが、スコアがあまり良くなかったことに納得している原因は雨ではありまん。コースそのものも砲台グリーンが多い上に、セカンドショットなどの狙いどころも狭いのでかなり攻略の難しいコースですが、当日はこれまで体験したことのない状況だったのです。

プレー日の前日までは天候も良かったのですが、14日~15日に行なわれていたのが中部アマチュアゴルフ選手権の地区予選。大雨にもかかわらず、スタート前の練習グリーンも高速です。スタートしてさらに驚いたのはラフの深さ。どこのゴルフ場も、夏場は生育が早くラフの芝は長めになりますが、普段とちょっと勝手が違います。大雨のせいもあり水を含んだラフはさらに重く、いつもの調子でウッドやユーティリテーを持ち出すと数十ヤード前進するだけ。ラフからはミドルアイアンを使うのも勇気がいる選択でした。

ラフに打ち込むと、至近距離まで近づかない限りまずボールは見えませんから、キャディーさんも大変です。セルフプレーのゴルフ場では、体験できない難易度でしょう。よほど管理が行き届いていなければ別ですが、しかしそれはそれで腹立たしいもの。キャディさんがいないセルフプレーだったら、小生のレベルでハーフ2時間とか2時間半プレーはまず不可能です。フェアウェイキープの大切さを再認識させられました。

こんな体験は生まれて初めて。何時も過保護なゴルフ場(コンディション)でしかプレーをしていないことを実感し、「本来のゴルフ、本当のゴルフを少々体験することが出来た」と自己満足して帰路についた次第です。

プロやトップアマはすごいんだなぁ… 尊敬します。


ひげの若市長
最年少首長誕生で話題になった当地松阪市の若市長、山中光茂氏が、最近無精ひげを伸ばしています。ボランティアで海外に渡航していたころのお写真をご覧になったことのある方は、あまり違和感が無いかもしれませんが、野武士のような風貌に是正を求める市民の意見が市に提出されたり、地元紙に投稿が寄せられたり、色んな意味で物議を醸しています。

ひげが伸び始めてきた今月中旬頃は、無精ひげを忙しさのせいにしていらっしゃいましたが、本日の地元紙によると東海市長会もそのまま出席し、「これ(無精ひげ)のおかげで(各市長と)活発なコミュニケーションが図れた」と仰っているとか… そう思っているのはご自分だけ、全くやんちゃな坊やのようですね。

小生は松阪市民ではありませんので、是正を求めたり、意見したりする立場ではありませんが、ちょっとだけ人生の先輩として一言。早くひげはそるべきだと思います。ひげを蓄えていることに、特にこだわりや、得をすることでもあるのでしょうか。まさか、ファッションとか、カッコいいからとか言わないで下さい。ひげを伸ばしていても、これっぽっちも市政は良くなりません。ひげを「剃れ」という市民はいても、「伸ばせ」という市民は一人もいないはずです。

そもそも、若市長はひげを伸ばし始めた当初、その見苦しさを忙しさのせいにしていらっしゃいました。ひげが濃いので、ひげそりに毎朝30分ほどかかるらしいのです。それが今では、見苦しくないように「お手入れ」すると宣言したとか…。果たして、「お手入れ」には何分かかるのでしょうか?

若市長、市民があなたに期待しているのは、若いが故の、そして溢れんばかりのエネルギーです。市政で発揮して欲しいエネルギーを、くだらないこだわりやファッションに無駄遣いするのは、若市長を支持した市民に対する背信行為です。是正を求める声が一人でも二人でもある以上、市民の声に耳を傾けてはいかがでしょうか。

くれぐれも、この意見はひげを蓄えていらっしゃる全ての方へのものではありませんし、小生がひげへの偏見を持っているのでもありません。どちらかといえばひげは薄い方なので、ダンディーなひげの紳士に憧れも感じます。しかし、小生も金融マンですし、その経営者の端くれ。ですから、決してひげを伸ばして職場に出勤しません。仮にひげを伸ばして出勤したら、お客様からの苦情が殺到し、社員からは非難ごうごう、収まりがつかなくなることでしょう。

若市長、無味乾燥のつまらない大人になれとはいいません。おそらく若市長はつまらない大人ではないからこそ市民の支持を獲得し、ご当選されたのだと思います。それなのに、「今は気に入っている、自分のひげをきっかけに市政に関心を持ってもらえるのはありがたいこと」と仰ったのは、某首相の失言集に匹敵します。そんなくだらないことで、市政に関心を持つ市民が増えるわけなどないのは、小学生でも理解できることです。

若市長を陰ながら応援する者として、再考願います。


政界再編!! 篠原文也氏の大胆予想
昨日(5月18日)、「日本政治の流れを読む」という演題で、政治解説者の篠原文也氏のお話をお聴きする機会がありました。ユーモアたっぷりのジョークや独特の「なぞかけ」を交えながら、楽しく、そして興味深い内容の講演で、あっという間に1時間30分が経過し、現在の政局について学ぶことが出来ました。

お話の中心は、選挙の時期や結果についての予想と、選挙後の政局について。

選挙の時期については、早ければ8月2日か9日。解散が遅れれば、10月までずれ込むこともありえるとのこと。共産党が全ての選挙区で候補者を擁立しないことを表明していることから、これまでの共産党支持票が民主党に流れ、民主優位で選挙が進む可能性が高いそうです。

選挙後の政局については、選挙結果(①自民党が勝利する場合②自民党がかろうじて勝利する場合③民主党が勝利する場合)によって若干の差異はあるものの、そもそも民主党自体が寄せ集めの寄り合い所帯であることから、政権を奪取して本気で議論を始めたらバラバラ。改憲や消費税の増税についてなど、党内の運営も侭ならなくなるのは目に見えているそうです。自民党から政権を奪取することについて、唯一合意している摩訶不思議な政党(?)だということですね。

ですから、3つのパターンで予想される再編の進み方やスピード(2~3年はかかる?)は異なるものの、場合によっては自民党と民主党の大連立を交えつつ、政界再編が進むのは必至。公明党、国民新党、社民党、ひょっとすると共産党をも巻き込む、50年に一度の転換期になると予想されているようです。

そもそも、それが小沢氏の目指すところであり、自民党から民主党への政権交代は目的達成のプロセスでしかないとまで仰っていました。そうそう、講師の篠原氏、小沢氏の考えていることは不思議とよくわかり、その行動を言い当てると永田町界隈では有名だそうです。人からは、「性格がよく似ているから…」とまで言われるとか。

いずれにしても、それが政治の閉塞感を解消してくれるなら大歓迎。そもそも政党とは、同じ志、同じ主義主張を持った政治家が集い結成されるべきものです。民主党について言うならば、ある人は元自民党、ある人は元社民党(社会党)といった寄り合い所帯。民主党への支持率が高いのは、それだけ保守党である自民党への失望感が高まっているのだと理解したほうが良さそうです。そのあたりを冷静に現状認識し、行動しているのが小沢氏なのですね。

恐竜の化石だという認識は変わりませんが、他の先生と一味違う政治家(屋)。お恥ずかしながら小生、小沢氏のことをちょっと見直しました。


面白い記事 民主党の派閥争い
面白い記事を見つけました。毎日新聞社のサイト「毎日JP」に掲載されています。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090513ddm002010050000c.html
民主党代表選:「親小沢」VS「非小沢」 選出方法めぐり亀裂
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR 政治>

 小沢一郎代表の後任を選ぶ代表選は、「親小沢」対「非小沢」の様相を強めている。代表選の日程を決めた12日の民主党役員会と常任幹事会でも、鳩山由紀夫幹事長に近い親小沢系の議員が「16日実施」の早期決着を主張したのに対し、岡田克也副代表を推す非小沢系の議員らが党員・サポーターにも投票権を持たせ、時間をかけて行うべきだなどと主張。結局、親小沢系が押し切り、非小沢系は不満を強めた。【白戸圭一】

 鳩山氏と岡田氏は12日、代表選への出馬の意向を固めたが、鳩山氏支持に回るとみられる親小沢系には、鳩山氏を中心とする党内グループ「政権交代を実現する会」(約40人)に加え、小沢氏支持の「一新会」(約40人)▽輿石東参院議員会長ら旧社会党系(約25人)▽川端達夫副代表ら旧民社党系(約20人)--が色分けされる。

 岡田氏支持の非小沢系は、前原誠司副代表を中心とする「凌雲会」(約30人)と野田佳彦広報委員長を中心とする「花斉会」(約20人)だ。前原氏は12日夜、凌雲会のメンバー数人と東京都内で会合し、岡田氏支持で一致して行動する方向を確認。野田氏も花斉会の会合で「岡田さんを応援したい」と明言したが、会としての結論は決めなかった。岡田氏支持の議員からは、小沢氏が5月3日、鳩山氏に一時辞意を漏らしていたことから、「禅譲を密約した」との観測も流れている。

 鳩山氏、岡田氏を支持するそれぞれの議員は12日、新代表の選出方法をめぐっても火花を散らした。

 「地元で有権者の意見を聞き判断したい。日数をかけるべきだ」。役員会で岡田氏を推す安住淳国対委員長代理が発言し、長妻昭政調会長代理も「党員・サポーター参加の選挙をやるべきだ」と主張したが、輿石氏が「了承」と叫び、小沢氏が「異議なし」と畳み掛けた。役員会後の常任幹事会も同様の状況が続き、最後は鳩山氏と、一新会の中井洽・常任幹事会議長が打ち切った。

 一方、菅直人代表代行を中心とするグループ「国のかたち」(約30人)は12日、東京都内で会合を開いた。出席者によると、菅氏は出馬に消極的な姿勢を示したが、出席者からは出馬を望む意見が相次ぎ、結論を持ち越した。


野党民主党にも、与党自民党とそっくりの派閥と、派閥同士の争いがあったことを知りませんでした。なにやら、自民党の様相とよく似ていますよね。これで、政界の化石恐竜、小沢氏などが民主党に持ち込んだのは、自民党の古くからの理論・手法だったことが証明されました。それとも派閥とは、政権を争うような大きな所帯になると、自然発生的に組織されるものなのでしょうか…

いずれにしても、小生は証券会社の社長として野党民主党を支持する立場にありませんが、今回の茶番劇にはちょっとがっかりです。今回の小沢氏代表辞任(の方法)は、民主党の地盤沈下に繋がらないか心配です。


化石のような政治家(屋)
多くのメディアで報じられていますが、昨日民主党の小沢一郎氏が党代表辞任を発表しました。西松建設の巨額献金事件で第一秘書が逮捕・起訴されたにも拘わらず、代表職に留まっていたことに世論(支持率の低下)、さらには党内の批判が高まり、ご本人としては「不本意ながら…」と言ったところでしょうか。

企業からの献金が合法か非合法か、小沢氏本人が関与していたかいなかったか、国策捜査かそうではないのかなど、色々な議論が展開されました。辞任に至ってもなお、「説明責任を果たしていない」との批判が出ているようです。

しかし、小生は思います。以前も当ブログで取り上げましたが、小沢氏本人の主張やメディアの取り上げ方、政治記者の捜査批判などは、非常にバランス感覚に欠けている議論です。これまで展開された議論のほとんどは、一般の国民にとってどうでもいいことなのです。

たとえ小沢氏が、直接的に関与していなかったとしても、公設第一秘書が逮捕・起訴されたわけですから、政権交代を狙う政党の代表は「即辞任」するべきです。それが一般的な国民の考え方だということを、小沢氏自身は依然として理解できていないのでしょう。世の中のこと、一般的な国民が考えていることを、一番(麻生首相の次に)知っていなければならない立場でありながら…

常識的に言うならば、小沢氏が億単位の巨額な献金を「知らなかった」とは信じがたいことですし、知らなかったということは御礼もしていないということでしょうか… もし御礼もしていないのなら、西松建設側からは、礼節に欠ける失礼な人だと思われていたかも知れませんね。政治(屋)の世界は、まだまだ奥が深そうです。

小沢氏は、恐竜のごとき強大で、影響力のある政治家(屋)だというのがこれまでの通説でした。しかし、それは既に絶滅した恐竜の「化石」だったようです。




プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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