松阪証券 社長日記
企業人として、三重県で生業を営む者として、日々の発見、気づきなどを気まぐれに書きとめて行きます。
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年の瀬
今年も大詰め12月30日。証券会社の営業も、明日の大納会一日を残すのみとなりました。

ご存知の通り、小社など証券業を含む金融業界は大混乱の一年。サブプライム・ローンにクレジット・デフォルト・スワップ、証券化商品など、従来はあまり聞かなかった金融用語が世間を飛び交い、これらの混乱に右往左往。日経平均は、もう割り込むことはないと確信していたバブル崩壊後の安値をあっさり更新。

米国などの大手金融機関の破綻を手始めに、GM・フォード・クライスラーのビッグ・スリーがいつのまにかスモールスリー(株価で見て)に。ビッグ・スリーを飲み込んだと思っていた我らがトヨタ自動車までもが水面下に…。金余りに踊らされていた新興不動産関連会社相次いで倒産。対岸の火だと勘違いしていたのは小生だけではないはずです。テレビでは「派遣切り」なる新語(造語)が氾濫し、企業経営者は労働者の人権を尊重し、社会的責任・使命を果たせと脅迫紛いの要求を突きつけます。「非人道的な行為」と言われれば、経営者にも迷いが生じるはず。しかし、資本主義社会である以上、必要のない費用(人件費)を無駄に使いつづける経営者は、株主から解任されるというのも現実です。世の中何がなんだか解らなくなってきました。

いずれにしても皆さん、テレビの論調だけは話半分に取扱いましょう。報道も所詮は視聴率重視。正論であろうとなかろうと、極論であろうとも、視聴率さえ上がれば彼らの目的は達成されるのです。報道に惑わされず、本質を見極める眼力を養わねばなりません。我が国は、社会主義国家、共産主義国家ではないのです。
※因みに小社には、派遣社員・パートタイマーなど非正規労働者は元々存在しませんし、採用する予定もありません。誤解なきよう。

依然として、世界金融不安の解決の糸口は見つかっていませんが、来年こそはトンネルの出口が見えてくるのでしょうか? 一経営者として、切に願います。

当ブログも混乱の影響から(?)、年後半にかけやや尻すぼみとなってしまいました、反省です。沈んでばかりいても解決する問題ではありませんし、そろそろ元気を出して来年は心機一転、またどんどん記事をアップしていきます。これからもよろしくお願いします。

それではまた来年、皆さん良いお年をお迎えください。


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うれしい年賀状の一言
今年も残すところ二十日あまりとなり、暮れの押し迫った雰囲気が高まってきました。年末の挨拶回りやお歳暮、忘年会に年賀状の準備。これも仕事の一部だと思えばいいのですが、成果に直結するものではありませんし、なかなか割り切るのは難しいものです。

皆さんは毎年の年賀状、どのように準備していらっしゃるでしょうか。小生はプライベート、ビジネスともに印刷が中心。宛名は自筆にしようかどうか迷うところですが、絵柄や写真、慣用文(「あけましておめでとうございます」など)は毎年PCで作成したものを印刷しています。

しかしながら、一言も書き添えないのは味気ないものです。虚礼廃止で年賀状を出すこと自体手控える動きもありますが、改めて謝意や決意を伝える絶好の機会でもあります。どんな言葉を書き添えるべきか宛名を眺めて一考。なかなかいい言葉が思い浮かばない時のために、ちょっとしたヒントをご紹介します。

紹介するのは、昨年のNIKKEIプラス1の記事。なんでもランキングという特集記事です。「もらってうれしい年賀状の一言」ランキングです。

1.「○○(具体的な場面)では△△(指導や支援の内容)していただき、とても感謝いたしております」
2.「○○(会食・ゴルフ)では大変楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました」
3.「今年も○○(仕事でのプロジェクトやゴルフなど)でご一緒させていただければ幸いです」
4.「Aさんはお忙しい毎日だと思いますから、くれぐれもご自愛ください」
5.「教えていただいた○○(仕事の進め方や信念など)を今も大事に思っております」
6.「一段と輝かしい1年をお過ごしになられますように」
7.「○○(指導や支援の内容)してくださったことで今。△△(「B社との取引」「得意先回りも独り立ちして」など)できております」
8.「最近は○○(自分の担当業務やプロジェクトのテーマなど」に取り組んでおり、特に△△に興味を持っています」
9.「こちらはとりあえず元気にしております」
10.「Aさん、かけがえのない御身をお大切に」

1位は、年代別に見ても軒並みトップを占めたそうです。一見とても単純な一文ですが、「その人だけに対するメッセージがついている」、「自分と相手だけにしか分からないことを感じ取れる」など、やはり一律ではない文面を書き込むことで、もらった人は「うれしい」と感じるようです。一言の中に、あえて相手の名前を添えるのも効果的かもしれません。しかしこれ、逆説的に解釈すると、年賀状の慣用的な文章だけでは、たとえ手書きでも印象に残らず年賀状を出す意味が薄れてしまうということですね…

これからの作業量を考えるとやや気が重くなりますが、年賀状は自分の顔のようなものです。旧交を温めな直すきっかけになればなお良し。今年も迫りくる投函期限に追われ、せっせと一言書き添えることにします。


ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)に疑義のある企業
本日の日経新聞16面(投資・財務1面)に、ゴーイングコンサーンに関する記事が掲載されています。7-9月期の決算短信で新たにゴーイングコンサーンに重要な疑義があると注記した企業は、不動産・建設を中心に19社で、4-6月期から継続している企業とあわせ、109社になったそうです。

ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)とは、「会社が将来にわたって事業を継続する前提」のことを意味します。つまり、この注記書きが加えられている企業は、事業継続に疑問点が出てきている、または出てきそうだということのようです。当制度は平成15年3月期から導入されており、ゴーイングコンサーンに関して経営者と監査人(公認会計士・監査法人)が検討を行い、疑義がある場合はその開示が義務付けられています。

経営者及び監査人が継続企業の前提について検討対象とする事象・状況としては、①債務超過等の財務指標、②債務返済の困難性等の財務活動、③主要取引先の喪失等の営業活動、④その他巨額の損害賠償負担の可能性やブランドイメージの著しい悪化などです。

制度の目的は、業績悪化などで会社の存続が危うくなる可能性がある場合、その事実を広く投資家に開示し注意を促すものであり、直接的に破綻を意味するわけではありません。検討対象とする事象・状況が解消され業績・資本などの回復が認められれば、注記書きは外れます。

日経新聞の報道によると、4-6月期では注記書きがあり7-9月期決算短信でなくなったのはエス・バイ・エルなど5社。一方、4-6月期で注記書きがあった企業の内、実際に経営破たんしたのも5社あるとのこと。

せっかくの情報開示です。株式投資家の皆さんは、この機会に持株をチェックしてみてはいかがでしょうか?




プロフィール

証券人(しょうけんびと)

Author:証券人(しょうけんびと)
約13年間の大和証券勤務を経て、1998年1月松阪証券に入社
2006年4月代表取締役社長就任
現在に至る



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